一つは弾劾で、もう一つは辞任だ。弾劾は全300人の国会議員のうち、200人以上が賛成で可決される。現在、野党は171人であるため、セヌリ党議員の129人のうち29人が弾劾に賛成する必要がある。

国会での可決後、憲法裁判所で9人のうち6人の同意で成立する。ただ、一連の手続きには数か月かかり、保守政権下で任命された憲法裁判所の裁判官が同意するかも確実ではない。

一方、辞任の場合はすぐに受理される。

いずれの場合にも退陣後60日以内に次の大統領を決める選挙が行われる。

A氏の言う「政治日程の調整」とは、大統領辞任の日を与野党間で決め、そこから逆算して大統領選の準備をしていくという流れだ。

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