2月7日の国家安全保障会議では、閉鎖の件は全く議論されなかった。ところが、10日の国会安全保障会議で急遽閉鎖が決定される。決定以前の8日または9日に、朴大統領が独断で閉鎖を決断していたというのだ。
この突然の発表によって工業団地で操業していた企業は、生産設備などを残して撤収せざるを得ない状況に追い込まれ、莫大な損失を被った。ハンギョレによると、ミル財団のイ・ソンハン事務総長が、崔氏やその愛人の元ホストらが参加していた裏の閣議、俗に言う「秘線会議」で工業団地閉鎖の件も議論されていたと証言したという。
(関連記事:親友の「愛人ホスト」が居並ぶ利権集団…朴槿恵大統領を操った「秘線会議」とは)崔氏の友人によると、彼女はこの時期、「今後2年以内に朝鮮半島が統一される」と口にしていたという。