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そして、最近の朴大統領の言動や対北強硬姿勢の裏には、崔氏の「お告げ」を基にしたアドバイスがあったのではないかという見方が強まっているのだ。

ちなみに韓国では占いが盛んだが、同じ事は北朝鮮にも言える。北朝鮮は建前上は社会主義国家であり、占いなどの非科学的な風習を一切禁じている。しかし、90年代中頃からはじまった大飢饉によって社会不安が蔓延したことを背景に、盛んに行われるようになった。

トンジュと呼ばれる新興富裕層は、大きなビジネスに取り組む前に「商運」を、金正恩氏の恐怖政治に怯える高級幹部たちは自分たちの行く末を、さらには金正恩党委員長についても占ってもらう。その結果、ある占い師の「お告げ」から、「金正恩2019年終末論」が拡散したこともあるぐらいだ。