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咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋によると、市場では最近「北朝鮮製」と表示された製品が増えているが、その全てが中国からの輸入品のパッケージだけを取り替えた「産地偽装」製品だという。

しかし、「こんな命令はいつものように、どうせうやむやになるだろう」との見方もある。今年1月の核実験に対して中国が反対したことを受けて、北朝鮮当局は中国製品の販売禁止を命令したが、いつの間にかやうやむやになった。

国産品を増やすには、過去20年間の経済の混乱で荒廃しきっているインフラの再整備から手を付けるべきだが、金正恩氏はそのような地味なことをいやがり、派手なレジャー施設やタワーマンションの建設に力を入れている。これではいつまで経っても「産地偽装」に頼らざるを得ない。