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「金正恩氏は、国際社会の視線が集まっている水害復旧現場を、体制の宣伝用に利用しているだけで、本当に力を入れているのは黎明通りの建設だ。人民のことより、業績づくりを重要視している。だから水害被災地の住宅建設は進んでいない」

朝鮮中央通信などの北朝鮮国営メディアは「1トンのセメント、1キロのコメ、1ウォンの資金も被害復旧前線に送ろう」と煽り立てているが、当局は人員を送るだけ。それだけでなく、実にセコい手口で現地住民の不満を買っている。

(参考記事:金正恩氏のセコい手口に被災地からブーイング

住民見殺し

同じ台風10号による甚大な被害を被っても、北朝鮮とは対照的な対応をしているのが、お隣の中国だ。