北朝鮮の金正恩党委員長の夫人、李雪主(リ・ソルチュ)氏が公の場に姿を見せる回数が激減している。
韓国の聯合ニュースは30日、北朝鮮メディアの報道を分析したデータとして、夫人が正恩氏の公開活動に同行した回数は2012年が18回、2013年が22回、14年が15回だったが、昨年は7回に減少し、今年は3回にすぎないと報じた。
今年は、3月28日に報じられた平壌市内の新築商店の現地指導に同行したのが最後。
聯合は「一部では金委員長の公式スケジュールを管理する妹の与正(ヨジョン)氏のけん制によるものだとの指摘もある」とする北朝鮮消息筋のコメントを紹介。妊娠説や正恩氏との不仲説も出ているとしている。