北朝鮮の朝鮮中央通信は29日、国連の委員会に参加した韓国代表が「北の宇宙開発は平和目的ではない」と述べたことについて、「ヒステリックな発作」であると非難した。
同通信によれば、第71回国連総会第4委員会(非植民地化)会議に参加した韓国代表は、「国際社会は宇宙の平和的利用のために努力しているが、北だけは例外」「北が衛星を打ち上げた本当の意図は平和的目的ではないという点は確かである」などと述べたという。
同通信は、「われわれは、国家宇宙開発5カ年計画に従って国連憲章と宇宙条約をはじめとする国際法に徹底的に準じて国の科学技術と経済発展に必須の各種の実用衛星を合法的に打ち上げている」と主張。
その上で「衛星と長距離弾道ミサイルも区別できない」などと、韓国政府をこき下ろしている。