対韓国心理戦を行っている朝鮮労働党統一戦線部の文化交流局は、全世界の拠点に要員を配置し、ポータルサイトと親北朝鮮サイトにアクセス。北朝鮮の体制を宣伝する書き込みをしたり、コメントをつけたりしている。狙いは韓国国内の懸案をめぐり、韓国国内での意見対立、衝突などいわゆる「南南葛藤」を煽り、社会と政権を動揺させることだ。
韓国の聯合ニュースなどによると、北朝鮮は軍の偵察総局、朝鮮労働党の統一戦線部文化交流局、朝鮮6・15交流社などの対韓国工作を行う組織が、韓国のポータルサイトなどに投稿された根拠の不確かな話やデマなどを、他のサイトにコピペして拡散させる「コメント専門チーム」を運営。いわば「ネット書き込み戦闘」を展開しているとされる。