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容疑者は正式な裁判を受けることなく、保安署の担当者が集結所(軽犯罪者を収容する刑務所)送りにするか、教化所(一般の刑務所)送りにするかを決める。そのため、署内ではワイロが飛び交うのだ。

別の情報筋は語る。

「量刑は正式な裁判ではなく、ワイロの額で決まることはもはや常識だ。金持ちならどんなに重い罪を犯してもワイロで解決できるが、貧しい人はカネの工面ができず、教化所送りになったり、最悪の場合は銃殺刑にされてしまう。」

ワイロの額は、担当者が判断するのではなくすでに決められている。教化所送りになるほどの重い罪でも、1000元〜2000元(約1万5400円〜3万800円)ほど掴ませたら即時釈放となる。