北朝鮮外務省の報道官(スポークスマン)は22日、朝鮮中央通信社とのインタビューを通じて日米韓の海上合同訓練を非難した。

米韓海軍と日本の海上自衛隊による合同の海上捜索・救助訓練は、22日から23日にかけて韓国南部の済州島沖合で行われている。

スポークスマンは、今回の訓練に対して「イージス駆逐艦をはじめ数多くの軍艦と兵力を動員してわが共和国を主要目標とする挑発的な海上合同軍事訓練」としながら、「わが共和国に対するもう一つの重大な軍事的挑発行為であり、地域の平和と安全をかく乱する支配主義的野望の発露である」と主張。

また、「今回は日本まで引き入れてまたもや軍事的圧力騒動を起こしている」と指摘しながら海上自衛隊の参加に猛反発した。

そのうえで「自衛的核抑止力を質量共にいっそう強化していく」と核開発の継続を強調しながら、「米国とその追随勢力のあらゆる挑戦を断固粉砕」すると威嚇した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮外務省の代弁人 米・日・南朝鮮合同軍事訓練を共和国に反対する重大な軍事的挑発行為とらく印を押す

【平壌10月22日発朝鮮中央通信】朝鮮外務省のスポークスマンは、米国が日本、南朝鮮かいらいと共にわれわれに反対する合同軍事訓練をまたもや強行したことに関連して22日、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。

22日、米国、日本、南朝鮮かいらいはイージス駆逐艦をはじめ数多くの軍艦と兵力を動員してわが共和国を主要目標とする挑発的な海上合同軍事訓練を開始した。

今回の米・日・南朝鮮合同軍事訓練は、わが共和国に対するもう一つの重大な軍事的挑発行為であり、地域の平和と安全をかく乱する支配主義的野望の発露である。

最近、米国が原子力空母「ロナルド・レーガン」号をはじめ膨大な戦略資産を動員して南朝鮮と史上最大規模の海上合同軍事演習を強行したことにも満足せず、今回は日本まで引き入れてまたもや軍事的圧力騒動を起こしているのは、朝鮮半島の情勢緊張を激化させる張本人としてのその正体をいっそう赤裸々にさらけ出したことになる。

今年6月に行われたミサイル警報訓練に続き、今回、またもや朝鮮半島で強行されている合同軍事訓練は米・日・南朝鮮3角軍事同盟がこれ以上「幽霊」ではなく、米国のアジア支配戦略のキーポイントとして現実化されているということを明白に実証している。

実際に、米国は自分らのアジア太平洋再均衡戦略の第2段階目標に従って、米・日・南朝鮮3者協力が拡大されているということを公然と言いふらしている。

現実は、自衛的核抑止力を質量共にいっそう強化していくことに関する朝鮮労働党と国家の路線と政策が至極正当であることを再び示している。

われわれは、自主と正義の核の霊剣をいっそうしっかりとらえて米国とその追随勢力のあらゆる挑戦を断固粉砕し、朝鮮半島と地域の平和と安全を頼もしく守るであろう。

    関連記事