北朝鮮の朝鮮人権研究協会は20日、米韓が「反共和国人権謀略騒動」をヒステリックに強行していると糾弾する弾劾文を発表。同日、朝鮮中央通信が報じた。

弾劾文は、韓国を訪れた国連駐在米国大使や米国務省のロバート・キング北朝鮮人権担当特使、そして朴槿恵(パク・クネ)大統領が北朝鮮の人権侵害の改善を訴えていることに対して「われわれの渾然一体を少しでも揺さぶろうと狂奔している」と非難した。

さらに、「これは合法的な主権国家である共和国の尊厳と自主権に対する公然たる蹂躙、われわれの思想と制度に対する全面否定、われわれの体制転覆を狙った露骨で重大な国家テロ行為だ」と激しく糾弾しながら次のように宣言した。

「反共和国人権犯罪の根源である対朝鮮敵視政策を直ちに撤回し、朝鮮民族に世紀を継いで働いた極悪な人権罪悪に対して誠実に謝罪すべきである」

「最高の尊厳に言い掛かりをつける朴槿恵とその手下らはこの地、この空の下で生きる所がなく、最も苛酷な懲罰を受けることになるであろう」

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮人権研究協会反共和国人権謀略騒動に狂奔する敵対勢力に警告

【平壌10月20日発朝鮮中央通信】朝鮮人権研究協会は、敵対勢力の反共和国人権謀略騒動が最近、いっそうヒステリックに強行されていることに関連して20日、それを糾弾する弾劾文を発表した。

米国は、あえてわが首脳部を狙って「暴政による人権蹂躙(じゅうりん)」だの、何のとし、いわゆる「特別制裁対象リスト」までねつ造して発表するかとすれば、米議会で2004年につくり上げられて2回も延長された「北人権法」を2022年までさらに延長するとしている。

最近は、国連駐在米国大使と「対北人権特使」という者らが次々と南朝鮮を訪れて「北人権問題」の「切迫さと深刻さ」だの、「北の算法を換えられるすべての手段の講究」だのとし、2014年と2015年についで今年もまたもや「北人権問題」を国際刑事裁判所に付託する「決議」を国連総会で通過させると騒ぎ立てている。

朴槿恵逆徒も毎日のように、「北人権弾圧」だの、「北住民の残酷な実状」だの、「飢えと暴圧」だのというなどの悪態をやたらについており、手下らはいわゆる「人権犯罪記録」と「責任者処罰」をけん伝してわれわれの渾(こん)然一体を少しでも揺さぶろうと狂奔している。

それにも満足せず、米国とかいらい逆賊一味は共和国の海外勤労者の「人権」がどうのこうのとせん越に言い掛かりをつけ、当該国が「北の勤労者を受け入れてはいけない」と強情を張るかとすれば、途方もなく「強制労働の所産である北の鉱物輸出を規制すべきだ」と言ったあげく、はてはスポーツ文化交流と観光まで阻まなければならないという悪態までついている。

弾劾文は、これは合法的な主権国家である共和国の尊厳と自主権に対する公然たる蹂躙(じゅうりん)、われわれの思想と制度に対する全面否定、われわれの体制転覆を狙った露骨で重大な国家テロ行為だと糾弾した。

これは、世紀的な朝米核対決で完全惨敗して逆上し切った米国とその追随勢力が人権問題を反共和国制裁圧殺の最後の切り札にしてわれわれに対する軍事的先制打撃の合法的名分を作ってみようとしているということをはっきりと実証すると暴いた。

弾劾文は、堂々たる核強国、尊厳ある人権擁護国の名義で米国と朴槿恵逆賊一味に次のように宣言した。

米国は、反共和国人権犯罪の根源である対朝鮮敵視政策を直ちに撤回し、朝鮮民族に世紀を継いで働いた極悪な人権罪悪に対して誠実に謝罪すべきである。

天を恐れずあえてわれわれの思想と制度、最高の尊厳に言い掛かりをつける朴槿恵とその手下らはこの地、この空の下で生きる所がなく、最も苛酷な懲罰を受けることになるであろう。

人間の尊厳と良心、正義と真理を重んじる世界の進歩的人民は「人権擁護」の看板の下で強行される米国と追随勢力の干渉策動に警戒心を高めるべきであり、国連人権理事会はわが共和国に言い掛かりをつけて取った不公正で非理性的なすべての措置を撤回するとともに、不純勢力の不当な圧力と専横を排撃することによって国際機構としての権威と信頼を取り戻すべきであろう。

時代と歴史の発展に逆行してわが思想、わが制度、わが尊厳を踏みにじり、強奪するための反共和国人権謀略騒動に狂奔する者は、それが誰であれ絶対に許さず、最も無慈悲な報復よう懲を免れないということをわれわれはこの機会に再度厳かに警告する。

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