慈江道(チャガンド)の情報筋も「今の世の中で腹を空かせている人がいるならば、その人に原因があるのだろう」「昔のように腹さえ満たせばいいというのではなく、今では食生活の質を上げるために努力している」と述べた。
北朝鮮の全人口2500万人に1日600グラムの食糧を配給するとしても、1年に穀物540万トンさえあれば十分であり、北朝鮮当局が定めた1日の食糧配給量450グラムで計算すると、1年に必要になる穀物は400万トン以下になると情報筋は述べた。
そもそも北朝鮮では配給制度がなくなって久しく、住民は経済活動を行って市場で食糧を買い求めている。
「豚のエサ」を優先
また、北朝鮮は2014年から穀物生産量が540万トンを超えたとし、昨年も今年も豊作なので、外国からの食糧支援は必要ないと情報筋は説明した。だとすれば、なぜ北朝鮮は国際社会に執拗に支援を求めるのだろうか。
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