北朝鮮当局は、海外に駐在する駐在員に対して「勤務地離脱禁止令」を出した。7月末に起きた駐英公使のテ・ヨンホ氏一家脱北を受けてのものと思われる。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。
中国の対北朝鮮情報筋によると、当局は最近「定められた任地を任意で変更し、勤務することを禁じる。任地外にいる者は任地に戻れ」との指示を下した。駐在員たちは既に戻ったか、戻る準備を急いでいるという。
当局は従来、駐在員がビジネスのために任地外で活動することを黙認してきた。駐在員には中朝国境の都市、丹東が人気だった。