北朝鮮に近く必要あらばすぐに帰国できる上に、大都市に比べて物価が安く、中朝貿易に従事する中国朝鮮族や在北朝鮮華僑が多く、ビジネスチャンスが多いというメリットもあった。
丹東のあるレストランのオーナーは「北朝鮮の常連が最近姿を見せないので、帰国したとばかり思っていた。彼らが任地に戻ったことは最近になって知った」と述べた。
今回の措置は、駐英公使のテ・ヨンホ氏が家族とともに韓国に亡命したことが背景にあると情報筋は口をそろえる。
「駐在員は、該当地域の大使館、領事館の保衛指導員(秘密警察)にどこへ行ったか、誰と会ったかを毎日電話で報告することになっている。保衛指導員としては、任地から勝手に離れられると統制が難しくなるので都合が悪い」(情報筋)