今年8月末に北朝鮮北東部の中朝国境地帯を襲った台風10号(ライオンロック)の影響によって、国境監視設備のほとんどが破壊された。北朝鮮当局は脱北行為を未然に防ぐため国境警備を強化しているが、多数が国境を越え中国側の脱北者収容施設が満杯になる事態が起きているという。

対北朝鮮情報筋によると、咸鏡北道(ハムギョンブクト)の会寧(フェリョン)と茂山(ムサン)では、すでに100人以上が国境を越えて中国に入った。また、ブローカーに脱北の手伝いを頼んでいる人も100人以上に達する。

穏城(オンソン)や慶源(キョンウォン)など、国境沿いの他の被災地を含めると、脱北者の数はさらに増える可能性がある。

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