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さらにもうひとり、国務省のロバート・キング北朝鮮人権担当特使も10日に韓国入りした。同氏の使命は言うまでもなく、北朝鮮に人権侵害を止めさせることであるが、この問題ではパワー大使もまた、国連で金正恩体制を追及する急先鋒となり、重要な役割を担ってきた。パワー氏は韓国滞在中、脱北者たちとも交流を持ち、北朝鮮の政治犯収容所の恐ろしさについてもSNSで情報発信を行っている。

(参考記事:赤ん坊は犬のエサに投げ込まれた…北朝鮮「政治犯収容所」の実態

米国要人たちのこのような動きが予感させるのは、今後の米国の対北戦略の中で、核・ミサイル問題と人権問題のリンクが太くなっていくであろうということだ。