北朝鮮との国境に位置する中国の都市で、行方不明になる北朝鮮住民が続出している。その数は8月から2か月で6人におよぶ。北朝鮮内部の取材協力者が、奇怪な事件の「真相」を伝えてきた。

北朝鮮と中国の国境エリアには、一種の「暗黒地帯」がある。違法に国境を超える北朝鮮の人々は、トラブルと遭遇しても中国当局に保護を願い出ることができないためだ。そこで何らかの悲劇に遭うのは韓国などへの亡命を目指す脱北者であることが多いが、食べていく道を求め、ごく短い期間、国境を超える人々も例外ではない。

(参考記事:ねらわれる少女たち…脱北者の性犯罪被害が深刻

両江道・恵山(ヘサン)市は、鴨緑江をあいだに中国の吉林省・長白県と向かい合う国境都市だ。同市では8月から「ニンジン泥棒」がシーズンを迎える。