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第2次世界大戦が終わるまで、日本の学校の片隅には、御真影(天皇と皇后の写真)が祀られた「奉安殿」という小さな祠が立っていた。それを火災や空襲から守るため、命を投げ出した人々は「英雄」とされた。

一方、現代の北朝鮮の公共施設や各家庭には、金日成氏と金正日氏の肖像画が掲げられている。災害から命を投げ打って守りぬいた人が「英雄」として称えられるところも、戦前の日本と同じだ。

生徒たちが濁流に飲まれ

しかし言うまでもなく、指導者の肖像画が自分の命よりも大事であると、本気で信じている人はもはや多くはない。