朝鮮中央通信は29日、韓国の朴槿恵大統領が長期執権を狙い「半島に戦争が起こりかねない」などとけん伝している、と非難する論評を配信した。

論評は、朴政権が「社会全般に人為的な危機感をつくって保守勢力を集結させ」ており、「タイミングを合わせてセヌリ党内の親朴槿恵勢力は、早くから朴槿恵逆徒を次期総理や党代表に推し立てるための密議をこらしている」などと指摘した。

また、「統合進歩党、全国教職員労働組合、『自主民報』など、政治的反対派と進歩勢力を無慈悲に弾圧して長期執権のための地盤を築いた」として、韓国国民に政権に反対する行動に出るよう呼び掛けている。

統合進歩党は、所属議員が北朝鮮の指令を受け、内乱を企てていたことが当局の捜査で明らかになった。政党も、憲法裁判所により「北朝鮮式の社会主義を実現するという隠れた目的を持って内乱を議論する会合を開催するなどの活動をした」と認定され、解散させられた。

また、左派勢力の一角をなし、教員資格を持たない活動家が多数所属していた全国教職員労組は政府から「法外労組」と認定され、北朝鮮の体制を礼賛していたネットメディアの自主民放も、行政当局により廃刊させられている。

論評の全文は次のとおり。

破廉恥な長期執権野望 朝鮮中央通信社論評

【平壌9月29日発朝鮮中央通信】執権欲に狂った朴槿恵逆徒が破廉恥にも、長期執権を謀って最後のあがきをしている。

最近、朴槿恵逆徒は連日、各種の謀議をこらして「韓半島に戦争が起こりかねない」などとし、社会全般に人為的な危機感をつくって保守勢力を集結させている。

タイミングを合わせて「セヌリ党」内の親朴槿恵勢力は、早くから朴槿恵逆徒を次期「総理」や党代表に推し立てるための密議をこらしている。

朴槿恵逆徒が「国家非常事態」をけん伝して保守勢力を集結させているのは、極度に達した自分らの政治的危機を免れ、長期再執権の道を開こうとするところにその汚らわしい下心がある。

権力に対する狂的な執着は、「維新」独裁者の骨髄にしみた気質である。

父が使っていた統治手口通り、内外から行き詰まった苦境に陥るたびに「安保態勢確立」をうんぬんし、極悪な1人ファッショ独裁体制を復活させたのが朴槿恵逆徒である。

執権の全期間、「珍島犬精神」をけん伝し、青瓦台とファッショ権力機関に「維新」の残党で殺人魔的な気質を持った対決狂信者らをつかせて同族対決を「国策」とした。

「従北剔(てっ)抉」狂風を起こして統合進歩党、全国教職員労働組合、「自主民報」など、政治的反対派と進歩勢力を無慈悲に弾圧して長期執権のための地盤を築いた。

「THAAD」配置強行と日本軍性奴隷問題に関する屈辱「合意」で民族の尊厳と利益、生存権までためらわずに外部勢力に供して権力の座を維持しようと狂奔している。

毒蛇のような朴槿恵が権力を握っている限り、南朝鮮が身震いするファッショ暗黒社会にさらに転落し、民生が最悪の破局に瀕するようになるのは言うまでもなく、核戦争の惨禍しか与えられるものはない。

朴槿恵の長期執権こそ、悪夢中の悪夢、前代未聞の民族的大災難になるであろう。

朴槿恵は、自分が働いたあらゆる罪悪によってすでに死刑宣告を受けた境遇である。

権力の座から退く瞬間に自分の首にわながかかるようになるということを知っているため、朴槿恵は長期執権に死活をかけて必死にあがいているのである。

しかし、「終身」執権を夢見て横死した父の悲劇的末路とほかにはなり得ないということを知るべきである。

南朝鮮の人民は、天下にまたといない独裁狂、民族の特等災難の種である朴槿恵の権力野望に警戒心を高め、逆徒とその一味を断固と裁いて禍根をなくすべきである。---

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