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「60年に一度の大災害」と言われるほど甚大な被害をもたらした北朝鮮東北部の大水害。被災地では物価の急騰が伝えられていたが、最近は落ち着きを取り戻しつつあるようだ。

先週、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)の情報筋は「当局が住民を復旧作業に動員し、その邪魔になるとの理由で市場での商売を禁止したため、食料供給が減った上で、交通網の寸断で物資が供給されなくなり、物価が上昇した」と伝えていた。

当局が市場に介入

一方、27日の時点で咸鏡北道(ハムギョンブクト)のデイリーNK内部情報筋は、水害前とそれほど変わりない物価水準に戻ったと伝える。