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北朝鮮の朝鮮中央通信は24日、航空自衛隊と英空軍が10月中旬から空自三沢基地(青森県)周辺で共同訓練を行うと発表したことを受け、「日本の軍事大国化策動を許してはいけない」とする論評を配信した。

論評は、日本が「正規軍も持てないことになっている敗戦国としての法的地位に挑戦し、軍事大国化に拍車をかけている」として、日米防衛協力指針(ガイドライン)の改正や安全保障関連法の成立に言及。「日本は諸大国を後ろ盾にして『東亜の盟主』になろうとする野望を捨てたことがない」と指摘した。

また英国に対しては、「20世紀にファシズムによって莫大な被害を受け、朝鮮戦争で米国の弾除けとして羞恥と汚辱を受けた歴史の教訓を忘却」しており、日本とともに米国に追従するなら「自国の価値を落とすことになる」と述べている。

空自と英空軍の共同訓練は、緊張が増す北東アジア情勢をにらんで行われるもので、英空軍は主力戦闘機のユーロファイター・タイフーン4機と輸送機3機、空中給油機2機からなる編隊を派遣する。