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北朝鮮で、高級幹部を中心にある不穏なウワサが広がっている。そのきっかけは、なんと「占い」だった。

正恩氏の処刑政治に戦々恐々

社会主義体制である北朝鮮では、占いなどの迷信行為は法的に禁じられている。しかし、1994年に金日成氏が死去したことをきっかけに、社会不安が拡がり、迷信行為に頼る住民が急増。そのうち、トンジュと呼ばれる新興富裕層が、大きなビジネスに取り組む前に自分の「商運」を、さらには高級幹部たちが分たちの行く末を占ってもらうようになった。

高級幹部たちが占いに頼る理由は、やはり金正恩党委員長の恐怖政治だろう。