北朝鮮の朝鮮平和擁護全国民族委のスポークスマンは15日、米軍の最新鋭高高度迎撃システム(THAAD 〈サード〉)の韓国配備を絶対に許さないと主張する談話を発表。同日、朝鮮中央通信が報じた。

談話は、「南朝鮮に『THAAD』を引き込むからといって破滅の終着点に至った米国の運命とそれにしがみついている朴槿恵一味の境遇において変わるものは何もない」と指摘。

さらに「天下非道な政治的・軍事的挑発によって招かれるのは、最終的破滅につながる無慈悲な核洗礼だけであるというわれわれの警告を逆賊一味は心に刻み付ける方がよかろう」と主張した。

そのうえで「この地に恐ろしい核惨禍をもたらす朴槿恵一味の『THAAD』配備強行策動を絶対に許してはいけない」と警告した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮平和擁護全国民族委の代弁人 朴槿恵一味の「THAAD」配備強行策動を絶対に許してはいけない

【平壌9月15日発 朝鮮中央通信】最近、われわれの核弾頭爆発実験の成功にびっくり仰天した朴槿恵一味が、それを口実にしてなんとしても「THAAD」の南朝鮮配備を強行しようと狂奔している。

朴槿恵逆徒は、「国家非常事態水準のきわめて重大な状況」「北の政権にけりをつける覚悟をすべきだ」などと言って、好機にめぐり合ったかのように「安保危機」と反共和国敵対感を悪らつに鼓吹する一方、「強力対応態勢」をけん伝してこの機会に南朝鮮各階層の「THAAD」配備反対の機運を押さえつけようと狡猾(こうかつ)に策動している。

逆徒は、「緊急安保状況点検会議」と「国務会議」、与野3党代表との会談などを次々と行って、「THAAD配置はやめようとしてもやめられない」「より迅速に推し進める」と口角泡を飛ばして唱える一方、「THAAD」配備に反対する野党と各階層を「不純勢力」「社会不安醸成勢力」に仕立てて弾圧する毒気もはばかることなくあらわにしている。

朝鮮平和擁護全国民族委員会のスポークスマンは15日の談話で、これは朴槿恵一味の反民族的で売国的な反共和国対決狂気がどんなに無謀な境地に至ったのかを示していると暴いた。

談話は、しかし、それはわれわれの急速な核戦力高度化にびっくり仰天した朴槿恵のたわいない空威張りにすぎないとし、次のように強調した。

南朝鮮に「THAAD」を引き込むからといって破滅の終着点に至った米国の運命とそれにしがみついている朴槿恵一味の境遇において変わるものは何もない。

しかも、米国の「THAAD」などで小型化、精密化、多種化されたわれわれの核攻撃手段を防いでみるということは、実に無知で愚か極まりない行為である。

朴槿恵一味は、わが共和国の戦略的地位がどんな境地に至り、事態がいかに険悪に広がるかについて熟考し、軽挙妄動してはいけない。

天下非道な政治的・軍事的挑発によって招かれるのは、最終的破滅につながる無慈悲な核洗礼だけであるというわれわれの警告を逆賊一味は心に刻み付ける方がよかろう。

全同胞は、この地に恐ろしい核惨禍をもたらす朴槿恵一味の「THAAD」配備強行策動を絶対に許してはいけない。

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