北朝鮮は、韓流ドラマをこっそり見ていただけの人々を、拷問したり公開処刑にしたりしてしまうような残忍な独裁国家である。日本で朝鮮学校に通う子どもたちや親たちが苦しむようなことになっても、屁とも思わないだろう。
(参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは…)そんなことぐらい、自民党の政治家たちもわかっているはずだ。わかっているけど、それくらいしか思いつかないから「やろう」と言っているのだろう。
また、世論に対する「イメージ先行」の拙速な対北圧力が、むしろ日本の対北情報戦能力を減退させてきた事実とも向き合わなければならない。
金正恩体制と「対決」を
では、日本にできそうなことは、本当にこんなことぐらいしかないのだろうか。