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まずは作業員用の宿舎を建設してから復旧作業を進めるとのことだが、期間設定に無理があると指摘されている。昨年、羅先で建てられた水害復興住宅が、「速度戦」という事実上のやっつけ仕事で建てられたため、水が漏れて壁が崩れる有様だということを会寧の人々もよく知っている。

また、動員される10万人のうち、5万人は技術のない民間人なのでさほど役に立たないだろうと言われており、10万人分の宿と食料も、確保の目処が立っていない。

この地域では9月末に初霜が降り、11月には雪が降り、1月には氷点下20度以下になる。冬を越すための住居が求められているが、住民の間からは「冬が来るまでに家はできないだろう」と嘆く声が聞かれる。

「核でメシが食えるか」

そのような状況で行われた5回目の核実験は、荒んだ民心をさらに荒ませている。