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国連安全保障理事会は9日午後(日本時間10日早朝)、ニューヨークの国連本部で緊急会合を開き、北朝鮮の5回目の核実験を強く非難する報道声明を発表。新たな制裁を推進する方針を示した。

緊急会合は日米韓3カ国の要請で開かれた。北朝鮮について、安保理が声明を発表したのは今年だけで10回目となる。

声明は、北朝鮮がこれまでの安保理の警告を無視して核実験を強行したことを遺憾であるとし、過去の決議で示した通り、「重大な追加措置」を取るために直ちに取りかかるとした。

一方、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は安保理会合の前に会見を開き、安保理決議を違反した北朝鮮に適切な措置を取るよう求めた。北朝鮮の核実験については「可能な限り最も強い言葉で非難する」と述べた。