北朝鮮の外務省米国研究所の研究者オ・ジョンチョル氏が3日、米国の制裁・圧殺策動は北朝鮮の「体制転覆」を追求していると非難する論評を発表。同日、朝鮮中央通信が配信した。

論評は、「米国で対朝鮮制裁の効率に対する懐疑の念が急激に増大している」「制裁と圧迫では問題を解決することができず、むしろ複雑にするだけだ」と指摘。

さらに、「米国が狂気じみて強行している制裁・圧殺策動は主権国家である共和国の『体制転覆』を追求し、われわれの自主権と尊厳、生存権を蹂躙(じゅうりん)する重大な犯罪行為」だと糾弾した。

そのうえで、「世界はわれわれが制裁と封鎖、圧迫の鎖を断ち切っていかに浮上するかをはっきり見ることになるであろう」と強調した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮外務省米国研究所の研究者 米国とその追随勢力の反共和国制裁策動は破たんを免れられない

【平壌9月3日発朝鮮中央通信】朝鮮外務省米国研究所の研究者オ・ジョンチョル氏が3日、「米国とその追随勢力の無謀な制裁策動は破たんを免れられない」と題する論評を発表した。

論評は、最近、戦略潜水艦弾道ミサイル水中試射の成功によって、国際的耳目が朝鮮半島に集中する中、米国で対朝鮮制裁の効率に対する懐疑の念が急激に増大していることについて指摘した。

また、これは米国社会が現オバマ行政府の制裁と圧迫中心の対朝鮮政策に破たんを宣告したと見られると主張した。

そして、制裁と圧迫では問題を解決することができず、むしろ複雑にするだけだ、これについては朝米関係の歴史がよく示していると明らかにした。

さらに、1945年に権力の座についた33代大統領トルーマンからはじめ44代大統領オバマに至るまで、歴代米大統領が共和国に対する病的な拒否感から政治的抹殺と経済的孤立、軍事的圧殺を狙った対朝鮮敵視政策を実施してきたことについて資料をあげて列挙した。

論評は、米国が狂気じみて強行している制裁・圧殺策動は主権国家である共和国の「体制転覆」を追求し、われわれの自主権と尊厳、生存権を蹂躙(じゅうりん)する重大な犯罪行為として当然、呪いと糾弾を受けなければならないとし、次のように強調した。

米国が国際法も眼中になく、その上に君臨して極悪な反人倫的犯罪を働きながら、われわれをなくしてみようと横暴にのさばっているが、それは愚かな行為である。

米国とその追随勢力が無分別な制裁策動に執着し続けるほど、われわれは正義の核の霊剣をより鋭く研ぐであろうし、世界はわれわれが制裁と封鎖、圧迫の鎖を断ち切っていかに浮上するかをはっきり見ることになるであろう。

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