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朝鮮中央テレビは30日午後8時の天気予報で、同日午前6時から午後5時までの間に慶興(キョンフン)88ミリ、穏城(オンソン)73ミリ、慶源(キョンウォン)63ミリ、茂山(ムサン)と会寧(フェリョン)で52ミリの降水量を記録したと伝えた。

31日は、咸鏡北道の北部で100ミリ以上の雨が降り、10メートル以上の強風が吹き、雨は来月2日まで降り続くと伝えている。

中国と異なり、防災インフラが整備されておらず、ハゲ山の多い北朝鮮では、比較的少ない量の雨が大災害を引き起こすことがあるため、今回も深刻な被害が懸念される。昨年8月22日、大雨で羅先(ラソン)では市内全域が冠水し、山崩れが起き、400人もの犠牲者が出た。その時の降水量は160ミリだった。

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台風10号による大雨で冠水した延吉市内(画像:微博)
台風10号による大雨で冠水した延吉市内(画像:微博 Tsnow-Queen)