北朝鮮北東部の咸鏡北道(ハムギョンブクト)羅先(ラソン)市が大洪水に見舞われ、さながら戦場のようになった現地の様子が伝えられる中、北朝鮮内部情報筋が撮影した被災地の最新画像をデイリーNKは入手した。
画像には、シャベルや素手で復旧作業にあたっている住民の姿が写っている。家の壁には浸水の跡がくっきり残っており、家の玄関扉、窓はなくなっている。庭先にあった個人耕作地も跡形もなく流されたようだ。また、住宅街には流されてきたガラクタや木が散乱している。
内部情報筋は、被災から現在に至るまでの状況を次のように語った。