北朝鮮の祖国平和統一委員会は23日、昨年8月の韓国との軍事危機について、「重大な決断を下して劇的転換をもたらした」のは金正恩党委員長であるとし、危機が再発するなら韓国側の敗北は避けられない強調する報道官(スポークスマン)談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。

談話は昨年の危機について、「無数に迫ってきた軍事的衝突と戦争危機の最絶頂を成すごく危険極まりなくて先鋭な運命の時刻であった」と指摘。

今後、韓国側の姿勢により危機が再発するなら、「惨敗は親米逆賊一味の避けられない宿命である」として米韓を威嚇した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

祖国平和統一委員会の代弁人 勝利は共和国の永遠なる伝統であり、惨敗は親米逆賊一味の避けられない宿命である

【平壌8月23日発朝鮮中央通信】祖国平和統一委員会のスポークスマンは23日に発表した談話で、内外の敵とのし烈な対決戦で勝利の神話だけを記してきたのは共和国の誇るべき歴史、伝統であると明らかにした。

また、その栄光の年代記には祖国と民族の運命を一触即発の危機から救った1年前の8月の大勝利が最も意義深い出来事に記されているとし、次のように言及した。

振り返れば、昨年の8月は朝鮮半島で戦争の砲声が止んだ以降、無数に迫ってきた軍事的衝突と戦争危機の最絶頂を成すごく危険極まりなくて先鋭な運命の時刻であった。

全世界が手に汗を握って朝鮮半島で急迫に回る戦争の時計を見守っていたその時刻、わが祖国、わが民族、わが同胞のために誰も想像できなかった重大な決断を下して劇的転換をもたらした方は金正恩元帥である。

祖国防衛、民族守護の崇高な使命感で心臓の血をたぎらせる不世出の偉人は、米国とかいらい好戦狂らの軍事的妄動を一気に粉砕する万端の措置を取り、敵の胸に敵撃滅の銃口を突きつけた状況の下で北南対話の史上前例のない高位級緊急接触を主動的に持つようにして無戦無血の大勝利の進撃路を開いた。

第2の朝鮮戦争で破滅的運命が与えられるのを恐れたかいらい当局者らが高位級対話の場に引き出され、北南間に劇的な合意が採択されることによって狂乱していた戦争の激浪は水の泡となり、情勢の転換と北南関係の改善のための重大な局面が開かれた。

スポークスマンは、1年前に北と南が成し遂げた合意を重んじてそのまま実践に移したならば、朝鮮半島の情勢に根本的な転換がもたらされるはずだったということは言うまでもないと主張した。

しかし、今、朴槿恵一味は北南関係の悪化と朝鮮半島の情勢破局の責任を共和国にそっくり転嫁し、折に触れて「北の核脅威」だの、「挑発」だのと悪らつに言い掛かりをつけていると糾弾した。

スポークスマンは、この時刻も朴槿恵一味は「北の崩壊」などのほらを吹いて「体制統一」の腹黒い下心をかなえようとあらゆる卑劣かつ醜悪な行為もためらわずにいると糾弾し、次のように強調した。

愚まいで愚鈍な朴槿恵一味が同族が差し伸べた善意の手をあくまでも振り切り、平和の道、関係改善の道、統一の道ではなく戦争の道、対決の道、永久分裂の道を選んだ以上、与えられるのはただ悲惨な破滅と死のみである。

もし、かいらい一味が昨年の8月事態の教訓を忘却してまたもや笑止千万な挑発をしかけるなら、われわれは千金を与えても買えない機会を逃がさず、正義の祖国統一大戦に移って逆賊一味を一人残らず掃討し、侵略の元凶である米帝の本拠地を地球上から永遠になくしてしまうであろう。

勝利が最も正義かつ自主的なわれわれの誇るべき伝統であるなら、惨敗は外部勢力に寄生して民族を売り渡し、同胞の運命を害する親米逆賊一味の避けられない宿命である。―――

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