北朝鮮の朝鮮中央通信は23日、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領を非難する論評を配信した。

論評は、「南朝鮮のかいらい一味が自分らの『対北制裁』が効果を現しているかのようにけん伝して万人の嘲笑を買っている」としながら「破たんの危機に直面した自分らの反共和国対決政策を支えてみようとする断末魔のあがきにすぎない」と非難した。

さらに、「『唯一超大国』と自称する米国まで戦りつしているわれわれの小型化された核弾頭と地対地中・長距離戦略弾道ロケット火星10をはじめ強力で威力ある核打撃手段は、今まで上司に頼ってやぼにのさばっていた南朝鮮のかいらいを戦略的劣勢のドブの中に押し込んだ」と主張。

そのうえで、「内外の世論を欺まんするほらに執着している朴槿恵一味こそ、この世の最も醜悪な詐欺師、民族反逆の群れである」と罵倒した。

朝鮮中央通信の報道全文は次の通り。

醜悪な詐欺師、民族反逆の群れ
朝鮮中央通信社論評

【平壌8月23日発朝鮮中央通信】最近、南朝鮮のかいらい一味が自分らの「対北制裁」が効果を現しているかのようにけん伝して万人の嘲(ちょう)笑を買っている。

去る6月、われわれを圧迫するために繰り広げたという「虎穴外交」が成果をあげているかのように虚勢を張っていて恥をかいたことのあるかいらいが、気を確かに持てず、またもや「制裁」効果うんぬんを病的に並べ立てている。

破たんの危機に直面した自分らの反共和国対決政策を支えてみようとする断末魔のあがきにすぎない。

今、朴槿恵一味はわが共和国の日ごとに成長し、強化されている威力の前で極度の不安を禁じ得ずにいる。

「唯一超大国」と自称する米国まで戦りつしているわれわれの小型化された核弾頭と地対地中・長距離戦略弾道ロケット火星10をはじめ強力で威力ある核打撃手段は、今まで上司に頼ってやぼにのさばっていた南朝鮮のかいらいを戦略的劣勢のドブの中に押し込んだ。

これに、かいらいの対決政策を非難する南朝鮮と国際社会の広範な世論は、朴槿恵一味を内外から叩かれる境遇につくった。

隠そうとしても隠せない自分らの政治的・軍事的脆弱性にあわてふためいたかいらいが水に溺れた者わらをもつかむというふうに食い下がるのがまさに、「対北制裁」効果うんぬんなのである。

ずる賢いほらで自分らの哀れな境遇を覆い隠し、同族対決政策をなんとしても維持してみようということである。

朴槿恵一味が唱えている「制裁」効果だの、何のというものは、それ自体が全く筋の通らない生意気な詐欺のほらにすぎない。

こんにち、世界は敵対勢力のしつこい孤立・封鎖の中でもわが軍隊と人民が自力自強で社会主義経済文化の建設においてめざましい奇跡と革新を絶え間なく創造している現実を目撃しながら驚嘆を禁じ得ず、そのような声は南朝鮮内でも響き出ている。

「対北制裁」で行き詰った苦境と窮地に瀕したのは、ほかでもなくかいらい自身である。

外部勢力の反共和国「制裁」騒動に合流して開城工業地区の稼働を全面中断させたかいらい当局の愚かな行為によって124の開城工業地区の入居企業を含む6000余りの南朝鮮企業が倒産の危機に瀕し、12万4000人余りの労働者が失業者に転落した。

南朝鮮の経済専門家らが暴露したことによると、朴槿恵「政権」出現以降、北南経済協力の破たんによる南朝鮮の直接かつ間接的被害額はおおよそ数百億ドルに及ぶという。

これに「虎穴外交」という愚かな劇によって南朝鮮が抱えるようになった財政的負担は250億ドルにのぼる。

南朝鮮人民の間では、「対北制裁ではなく、対南制裁だ」「国民は朴槿恵のため、血が乾いている」などと抗議と糾弾が後を絶たない。

はては、米国の信用評価会社と世界最大の投資金融会社まで、朴槿恵が開城工業地区を閉鎖することによって経済分野に莫大な被害を与え、信用度に否定的影響を与えたとし、南朝鮮に対する外国人の投資自制を求めている。

このように、かいらい一味の「前例のない強力な対北制裁」は南朝鮮に前例のない政治的・経済的危機をもたらしている。

現実がこうであるにもかかわらず、内外の世論を欺まんするほらに執着している朴槿恵一味こそ、この世の最も醜悪な詐欺師、民族反逆の群れである。

かいらい一味の無駄な「対北制裁」効果うんぬんによって自分らの卑しい境遇を覆い隠し、同族対決の野望も実現することができると思うなら、それは妄想である。

同族対決はすなわち民族反逆の道であり、自滅の道である。

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