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家族が離ればなれになることに対して強い不満を持つ人が多いことから実施されたこの制度だが、北朝鮮当局が懸念していた通り、脱北を助長する結果となってしまった。

テ公使一家以外でも、今年7月にロシア駐在北朝鮮大使館のキム・チョルソン3等書記官が家族連れで脱北、韓国に亡命している。

外交官や貿易関係者の家族に対して召還命令を出せば、これが逆に脱北を煽る可能性も指摘されている。「最後のチャンス」だと脱北に踏み切る家族が出てくるということだ。