北朝鮮の朝鮮人民軍(北朝鮮軍)総参謀部の代弁人(スポークスマン)は22日、同日からはじまった米韓合同軍事演習「ウルチ・フリーダム・ガーディアン」を非難する声明を発表。同日、朝鮮中央通信が配信した。

声明は「『ウルチ・フリーダム・ガーディアン』合同軍事演習は軍事的力でわが生の基盤をそっくり奪い、この地の千万の軍民に植民地奴隷の悲惨な運命を強要しようとする奸悪な悪巧みの直接的発露である」と指摘。

さらに「朝鮮半島の現情勢は事実上、任意の時刻に核戦争が勃発しかねない危機一髪の状態に置かれている」と警告した。

そのうえで「かつてとは比べようもない朝鮮式の核先制打撃能力を完璧に備えたわが革命武力は、侵略と戦争の牙城を残らず掃滅して南朝鮮解放の勝利の砲声を響かせる歴史的機会だけを待ち焦がれている」と威嚇した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮人民軍総参謀部の代弁人 北侵核戦争騒動に対処したわが革命武力の原則的立場を闡明

【平壌8月22日発朝鮮中央通信】米帝と南朝鮮のかいらいが、22日から史上最大規模の「ウルチ・フリーダム・ガーディアン」合同軍事演習を強行する道に入った。

9月初めまで続く今回の合同軍事演習は、朝鮮半島の有事の際、「連合軍」武力による不意の北侵核先制攻撃能力を熟達し、共和国を併呑するための段階別侵略計画を実現することを目的としている。

朝鮮人民軍総参謀部のスポークスマンは22日に発表した声明で、「ウルチ・フリーダム・ガーディアン」合同軍事演習は軍事的力でわが生の基盤をそっくり奪い、この地の千万の軍民に植民地奴隷の悲惨な運命を強要しようとする奸悪な悪巧みの直接的発露であると暴いた。

声明は、朝鮮半島の現情勢は事実上、任意の時刻に核戦争が勃(ぼっ)発しかねない危機一髪の状態に置かれているとし、次のように強調した。

険悪な現事態に関連して、朝鮮人民軍総参謀部は委任によって限界線を超えた米帝と南朝鮮かいらいの無謀な北侵核戦争騒動に対処したわが革命武力の原則的立場を厳かに闡(せん)明する。

1.今のこの時刻から朝鮮人民軍の各1次打撃連合部隊が「ウルチ・フリーダム・ガーディアン」合同軍事演習に投入されたすべての敵の攻撃集団に先制的な報復打撃を加えられるように恒常的な決戦態勢を堅持しているということをはっきりと知るべきである。

2.核戦争狂信者らがわれわれの自主権が行使される神聖な領土と領海、領空に対するいささかの侵略兆候でも見せる場合、容赦なく朝鮮式の核先制打撃を浴びせて挑発の牙城を灰じんにつくってしまうということを銘記すべきである。

3.わが革命武力は今後も、米帝と南朝鮮かいらいの核戦争挑発策動に永遠に終止符を打つために敵撃滅の銃剣をさらに高く掲げるであろう。

朝鮮半島で日を追って無謀になっている米帝と南朝鮮かいらいの核戦争挑発策動に一時的ではなく、永遠に終止符を打とうとするのは、わが白頭山革命武力の断固たる決心、意志である。

再度言明しておくが、かつてとは比べようもない朝鮮式の核先制打撃能力を完璧(ぺき)に備えたわが革命武力は、侵略と戦争の牙城を残らず掃滅して南朝鮮解放の勝利の砲声を響かせる歴史的機会だけを待ち焦がれている。

北侵核戦争狂信者らは、わが軍隊のこの鉄の意志を瞬間も忘却してはいけない。

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