北朝鮮の対外宣伝団体である朝鮮平和擁護全国民族委員会のスポークスマンは17日、日本の自衛隊と韓国軍の交流が進んでいることについて、「反民族的犯罪である」と非難する談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。
談話は、「今もわが民族の胸の中にはほぼ半世紀間もわが国を占領し、野獣じみた殺りく蛮行をこととして三千里の領土を血の海に浸した日帝侵略者に対する恨みとうっ憤がそのまま凝結している」と指摘。
「日本の奴らに朝鮮半島再侵略の道を開いてやり、この地にまたもや戦争の災難を浴びせようとする許せない事大・売国行為」であると主張しながら、「日本の反動層の再侵略策動を粉砕し、朝鮮半島の平和と安全のための民族挙げての闘争にこぞって立ち上がるべき」と、韓国国民を扇動している。