北朝鮮国営の朝鮮中央通信は12日、「敗北71年に見る日本の犯罪」と題した論評を配信。その中で、日本人拉致問題は「朝日平壌宣言によって解決された」との認識を示した。
論評は、日本は第2次世界大戦中、数多くの朝鮮人を「虐殺した」と主張。戦後も「過去の犯罪を否定して賛美する歴史わい曲と反共和国敵視政策を執ように追求している」と非難した。
さらに「日本の反動層は朝日平壌宣言によって解決された『拉致問題』にいっそう食い下がりながら反共和国『人権』騒動と孤立・圧殺策動に執着しており、再侵略の野望を露骨にさらけ出している」と指摘。
拉致問題は解決済みであるとの立場を改めて示した。