北朝鮮の金正恩党委員長が、軍需工場と見られる「1月18日機械総合工場」を現地指導した。日時は不明。朝鮮中央通信が10日、報じた。同工場は、昨年12月に新たに改築され、金正恩氏も現地指導している。

1月18日機械総合工場を現地指導した金正恩氏(2016年8月10日付労働新聞より)
1月18日機械総合工場を現地指導した金正恩氏(2016年8月10日付労働新聞より)

同通信によると、金正恩氏は、工場の全景を眺めながら「1月18日機械総合工場の各所には、金日成主席と金正日総書記の体臭が胸熱く宿っている」としながら「わが国の機械製作工業の長男工場、中枢工場、中核工場で働いているという限りない誇りと自負を抱いて生産正常化の炎をいっそう激しく燃え上がらせなければならない」と強調したという。

さらに、「1月18日機械総合工場の労働者がマンリマ(万里馬)を駆る勢いで力強く疾走して人民経済の各部門で切実に求める最先端機械製品の生産において一大飛躍を起こさなければならない」と述べた。

1月18日機械総合工場を現地指導した金正恩氏(2016年8月10日付労働新聞より)
1月18日機械総合工場を現地指導した金正恩氏(2016年8月10日付労働新聞より)

現地指導には、朝鮮労働党中央委員会の趙甬元(チョ・ヨンウォン)、劉進(リュ・ジン)、ホン・ヨンチルの各副部長が同行した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

金正恩元帥が1月18日機械総合工場を現地指導

【平壌8月10日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党委員長、共和国国務委員会委員長、朝鮮人民軍最高司令官の金正恩元帥が、1月18日機械総合工場を現地で指導した。

金正恩元帥は、昨年の12月に新たに改築された1月18日機械総合工場を現地で指導しながら、朝鮮式の近代的な機械製品を開発、生産する課題を提示し、そのための措置を講じた。

元帥は、工場の全景を眺めながら、昨年よりもすばらしくなったようだ、すべての生産工程を近代的に整えた結果、世界的水準の機械製品を短期間に立派に開発、生産することができたと述べ、膨大な改築工事がたとえ困難であったが決心して取り掛かり、整えたのが本当に良かったと語った。

1月18日機械総合工場の各所には、金日成主席と金正日総書記の体臭が胸熱く宿っているとし、工場の労働者たちは主席と総書記の不滅の指導業績がこもっている働き場、わが国の機械製作工業の長男工場、中枢工場、中核工場で働いているという限りない誇りと自負を抱いて生産正常化の炎をいっそう激しく燃え上がらせなければならないと強調した。

金正恩元帥は、加工、組み立てをはじめ複数の工程を見て回りながら、生産状況と機械製品の質について具体的に調べた。

元帥は、1月18日機械総合工場を21世紀の産業発展のすう勢に即して現代化した結果、工場の生産および管理・運営においてかつて想像もできなかった驚くべき転変がもたらされたと述べた。

工場の科学化、情報化、オートメ化、無人化が高い水準で実現され、フレキシブル生産システムが確立されたことによって、労力を極力節約しながらも生産周期を短縮して生産量を増やしただけでなく、質の向上において誇るに足る成果が収められたと語った。

工場でロット生産している機械製品の性能が過去に比べて著しくよくなったと述べ、質的指標において世界的に広く知られている製品と堂々と競争することができるとたいへん喜んだ。

特に、1月18日機械総合工場で当該単位と心を合わせて新しい機械製品を開発、製作したが、国の機械製作工業の発展において大きな意義を持つと述べた。

われわれの頭で設計し、われわれの手で作った機械製品なので、見るほど大事で貴重な富のように感じられるとし、われわれの力と技術、われわれの資源に基づいて朝鮮式の近代的な機械製品を作り出す事業は民族的自尊心を守るための重要な事業であると語った。

金正恩元帥は、現代化が高い水準で実現された宮殿のような各作業場で響く生産増産の音を聞くと気持ちがよいと述べ、完全に国産化された世界的水準の機械製品を開発、生産している工場の幹部、科学者、技術者、労働者の偉勲を高く評価した。

元帥は、1月18日機械総合工場の任務がたいへん重要であるとし、工場に提起される課題を提示した。

金正恩元帥は同日、工場の総合便益施設も見て回った。

1月18日機械総合工場の総合便益施設は、金正恩元帥が形成案を自ら指導して建設集団も投入し、資材保障の対策も講じてくれた温かい恩情によって建てられた総合的なスポーツおよび便益サービス施設である。

元帥は、スポーツ場、水泳場、食事室、風呂場、美容室をはじめ総合便益施設の各所に立ち寄って運営状態を細心に調べた。

総合便益施設が本当に立派だ、このような施設は労働者の世の中であるわが国にのみ建てられることができるとし、総合便益施設の幹部と奉仕者がサービスと管理・運営を絶え間なく改善することによって、朝鮮労働党の愛が労働者によりよく行き届くようにすべきだと語った。

金正恩元帥は、1月18日機械総合工場の労働者がマンリマ(万里馬)を駆る勢いで力強く疾走して人民経済の各部門で切実に求める最先端機械製品の生産において一大飛躍を起こさなければならないとし、工場で新たに開発、製作した近代的な機械設備をロット生産することに関する指示と今後、遂行すべき戦闘的課題を与え、そのための対策を直接講じてくれた。

朝鮮労働党中央委員会の趙甬元、劉進、ホン・ヨンチルの各副部長が同行した。-

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