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デイリーNKは事故の詳細を取材するために、中朝国境の中国側にある三合から北朝鮮の清津(チョンジン)鉄道管理局の南陽分局機関車隊関係者と電話インタビューを行った。

関係者によると、平羅線の高原(コウォン)駅を出発し、浮来山(プレサン)駅に向かっていた貨物列車が、旅客列車と正面衝突した。

この旅客列車の1両には兵役を終えた除隊軍人、1両には今から入隊する軍人、そして残りの4両には一般住民が乗っていたが、軍人270人、民間人400人が死亡する大惨事となった。

死者増大の理由

乗客が全部で何人乗っていたかはわからないが、軍人の乗っていた車両が機関車のすぐ後ろに繋がれていたため、正面衝突した貨物列車に押しつぶされ、犠牲者の数が多かったという。