朝鮮労働党の機関紙・労働新聞は昨年11月、「革命の信念は自然に遺伝されるものではない。信念を捨てた人間は、かつての社会的地位があったとしても、歴史のゴミとして捨てられるのが革命闘争の教訓」と「パルチザン2世」に対するけん制と見られる社説を掲載している。
こうした動きについて、韓国の北朝鮮専門家の中からは「金正恩氏は、長期間、既得権勢力だったパルチザン2世がグループとなることか、独裁権力の強化に障害になりかねないと見ているようだ。パルチザン2世の中からは崔賢(チェ・ヒョン)前人民武力部長の息子である崔龍海(チェ・リョンヘ)氏ぐらいを象徴的に登用する可能性が高い」という見方が出ている。