北朝鮮外務省の報道官(スポークスマン)は15日、米軍の原潜「オハイオ」が韓国の釜山港に入港したことについて、「わが共和国を圧殺しようとする敵対的企図の発露」だと非難した。朝鮮中央通信の質問に答えた。

報道官はさらに、「これにはまた、地域内の他のライバルを軍事的に抑え、北東アジア地域で軍事的覇権を確立しようとする野望も潜んでいる」と指摘。米国の軍事行動が、中国とロシアをも念頭に置いたものであることを暗に示唆している。

米国と中ロは、北朝鮮の核開発反対で歩調を合わせた局面もあったが、米国が最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍への配備を決めたことなどを巡り、戦略的利害のズレが顕在化してきている。

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