「幹部たちは、こんな時になにか失敗でもすれば、立場が危うくなることを知っている。そのせいか、小言を言いながら、住民にいらだちをぶつけている」(咸鏡北道の内部情報筋)
一部の司法機関は、「戦時体制を維持しろ」という指示によって、24時間交替勤務制まで導入し、庶民からは、「涙の月7月(金日成死去後から生じた言葉)は、どこにいったんだ」と非難されていると情報筋は付け加えた。
北朝鮮当局は、生産増大をアピールするだけでなく、教導隊など民間武力に対する訓練も強力に進めており、人々は200日戦闘動員に加えて、軍事訓練の動員にも苦しまされている。