これに対して、人々は「なんであろうと、仕事がなければ、我々は生きていけない。食べ物が最も不足している時、市場を駆けずり回らなければならない庶民の気持ちはどうでもいいのか」と不満を述べている。
こうした人々の不満をよそに、北朝鮮当局は、200日戦闘に関連した各種宣伝ポスターを平壌をはじめとする主要都市のいたるところに設置。歌を制作して芸術宣伝隊を通じて宣伝するなど、200日戦闘の雰囲気を高めようとしている。
また、企業所(会社)別に目標の生産量を提示し、「戦闘日誌」を作成することまで指示している。北朝鮮メディアも連日のように、金正恩党委員長が工場などの生産現場を現地指導する様子を伝えながら、「生産を飛躍的に増やすための闘争を繰り広げなければならない」と、アピールしている。
しかし、現場では、毎日のように「総和(総括)」が行われ、幹部たちもピリピリしていると情報筋は語る。