北朝鮮の金正恩党委員長は、金日成主席の死去から22年を迎え、平壌の錦繍山(クムスサン)太陽宮殿を参拝した。朝鮮中央通信が8日、報じた。
同通信によると、参拝には、朝鮮労働党中央委員会の各副委員長が参加。また、朝鮮人民軍の各部隊の隊長などが迎接報告をした。しかし、同日付の労働新聞1面には、朝鮮労働党政務局(旧書記局)のメンバー10人のみが人民服で参拝した写真しか掲載されなかった。
デイリーNKジャパンで過去の北朝鮮公式メディアの報道を調べたところ、金正恩氏が最高指導者となった2011年以後の金日成氏命日の参拝写真に、朝鮮人民軍の幹部が軍服姿で見られないの今回が初のケースだ。