北朝鮮の金正恩党委員長は、金日成主席の死去から22年を迎え、平壌の錦繍山(クムスサン)太陽宮殿を参拝した。朝鮮中央通信が8日、報じた。

同通信によると、参拝には、朝鮮労働党中央委員会の各副委員長が参加。また、朝鮮人民軍の各部隊の隊長などが迎接報告をした。しかし、同日付の労働新聞1面には、朝鮮労働党政務局(旧書記局)のメンバー10人のみが人民服で参拝した写真しか掲載されなかった。

デイリーNKジャパンで過去の北朝鮮公式メディアの報道を調べたところ、金正恩氏が最高指導者となった2011年以後の金日成氏命日の参拝写真に、朝鮮人民軍の幹部が軍服姿で見られないの今回が初のケースだ。

金日成主席の死去22年で錦繍山太陽宮殿を参拝した金正恩氏(2016年7月8日付労働新聞より)
金日成主席の死去22年で錦繍山太陽宮殿を参拝した金正恩氏(2016年7月8日付労働新聞より)

写真左から金英哲(キム・ヨンチョル)、呉秀容(オ・スヨン)、金平海(キム・ピョンヘ)、金己男(キム・ギナム)、崔龍海(チェ・リョンヘ)、金正恩(キム・ジョンウン)、崔泰福(チェ・テボク)、李洙墉(リ・スヨン)、李萬建(リ・マンゴン)、郭範基(クァク・ポムギ)

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

金正恩元帥が錦繍山太陽宮殿を訪れる

【平壌7月8日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党委員長、共和国国務委員会委員長、朝鮮人民軍最高司令官の金正恩元帥が、金日成主席の逝去22周忌に際して錦繍山太陽宮殿を訪れた。

朝鮮労働党中央委員会の各副委員長が共に参加した。

金正恩元帥は、党中央委員会の各副委員長と共に金日成主席と金正日総書記の立像があるホールに立ち入った。

主席と総書記の立像を仰いで朝鮮人民軍陸軍、海軍、航空・対空軍、労農赤衛軍儀仗隊の隊長が迎接報告をした。

主席と総書記の立像に、金正恩元帥の名義による花かごが進呈された。

金正恩元帥は、参加者と共に主席と総書記の立像を仰いで崇高な敬意を表した。

元帥は、主席が生前の姿で安置されている永生ホールに立ち入った。

金正恩元帥は、参加者と共に主席に最も敬けんな気持ちで崇高な敬意を表し、あいさつした。

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