朝鮮人民軍板門店代表部は5日、韓国が軍事境界線地域で挑発行為を繰り広げているとする公開状を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。

公開状は、「反共和国の毒気をしつこく噴き出している『対北拡声器放送』は、一日に16時間以上、続いている」「人民の生活を誹謗する悪意に満ちた内容で一貫した反共和国ビラが数千枚も散布された」などとして、韓国軍の行う対北心理戦に激しく反発。

「軍事境界線の非武装地帯のように一触即発の核戦争の危険が恒常的に生じている所はない」などとして、挑発を続ければ「当然の懲罰を受けるだろう」と威嚇している。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮人民軍板門店代表部が軍事境界線地域で好戦狂が繰り広げている軍事的挑発と対決行為の重大さを公開

【平壌7月5日発朝鮮中央通信】朝鮮人民軍板門店代表部は、軍事境界線地域で第2の6・25戦争放火のために好戦狂が繰り広げている軍事的挑発と対決行為の重大さを全世界に暴く公開状を5日、発表した。

公開状によると、こんにち、軍事境界線の非武装地帯は任意の時刻に全面戦争を起こすために火の粉をはじく巨大な導火線になった。

20世紀1950年代の6・25戦争挑発の前奏曲であった「松岳山侵攻」のような軍事的挑発がエスカレートしており、瞬間に全面戦争に拡大しかねない対決と衝突のつくり上げ行為が毎日のように続いている。

軍事境界線の非武装地帯を北侵前哨基地に、同族対決の場につくった米帝と南朝鮮のかいらいの悪らつな策動は想像を絶している。

かいらいは、非武装地帯での交戦規則まですでに軍事的挑発に便利に修正して久しい。

軍事境界線の全域でヒステリックに繰り広げられている露骨な挑発策動が徹頭徹尾、かいらい国防部と青瓦台の直接的な操りと指令によるものであるというところに事態の重大さがある。

現在、軍事境界線の非武装地帯に生じた現情勢は北侵戦争直前の状況に置かれているとしても過言ではない程度である。

現在、軍事境界線の全域で繰り広げられている心理謀略戦は極度に達している。

反社会主義、反共和国の毒気をしつこく噴き出している「対北拡声器放送」は、一日に16時間以上、続いている。

公開されたものだけを見ても、最近の数カ月間にわれわれの最高の尊厳と体制をやたらに謗り、人民の生活を誹謗する悪意に満ちた内容で一貫した反共和国ビラが数千枚も散布された。

かいらい好戦狂は、軍事境界線の非武装地帯とその周辺を南朝鮮の一般住民はもちろん、幼い子どもまで動員して同族対決を鼓吹する反共宣伝の場に利用している。

公開状は、軍事境界線で軍事的緊張をエスカレートしている南朝鮮のかいらい一味の奸悪な悪巧みについて暴いた。

軍事境界線の非武装地帯で繰り広げられている危険極まりない軍事的挑発と対決行為は、過去の1950年代の戦争の砲火が止んだ即時、開始されたと言える。

3年間の侵略戦争で喫した大惨敗から教訓をくみ取る代わりに、南朝鮮のかいらいは軍事境界線の非武装地帯を「単独北進」を断行できる前哨基地と見なして冒険的な軍事的挑発に狂奔しているのである。

軍事境界線の非武装地帯でエスカレートしている南朝鮮かいらいの軍事的挑発は、一触即発の重大な戦争の局面を招いたりした。

軍事境界線の全域を対決と衝突の危機の中に追い込んでいるかいらい軍部好戦狂のこのような行為は、米国の横暴非道な対朝鮮敵視政策を抜きにしては考えられない。

軍事境界線の非武装地帯に関する停戦協定の条項を自分らに有利に締結しようとしていた悪巧みが水泡に帰すると、かっとなった米国は合意、締結された朝鮮停戦協定を体系的に破棄し始めた。

見かけだけの「国連軍司令部」軍事停戦委員会のレッテルを張り付けて陸地と海上をかまわず、前線一帯でかいらい好戦狂が随時に繰り広げているヒステリックな北侵戦争騒動を停戦協定を順守した「適法な手順」による「正当な訓練」であると口をきわめて庇(ひ)護するのは変わらぬ米国の常套的手口である。

漢江河口での挑発的な不法漁船「退去作戦」にかいらい軍部好戦狂を駆り出すために板門店にまで出て拡声器の「通知文」を吹きながら、その当為性を説明する奇怪な策動を繰り広げて直接それに加担したのも米国である。

公開状は、軍事境界線は無慈悲な先軍の銃剣で一日も早く取り除くべき恨みと悲劇の象徴であるとし、次のように強調した。

いつ起こりかねない北侵時限爆弾同様の軍事境界線を速やかになくして朝鮮半島の恒久平和と安全を成し遂げ、統一大業を成し遂げようとするのは、わが軍隊と人民の不変の意志である。

この地球上に流血と動乱、紛争と接戦が繰り広げられる所が少なくないとしても、軍事境界線の非武装地帯のように一触即発の核戦争の危険が恒常的に生じている所はない。

それが誰であれ、民族の構成員であり、愛国の魂があるなら、軍事境界線を第2の6・25戦争挑発の発火点につくろうと血眼になって狂奔している好戦狂の無謀な策動から断固と制圧しなければならない。

公開状は、過去の朝鮮戦争で喫した苦い惨敗の教訓を忘却して第2の北侵戦争をまたもや起こそうとする米帝と南朝鮮のかいらい一味の無謀な戦争狂気は必ず、当然な懲罰を受けることになると警告した。―――

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