平壌市内のクムソン交差点にオープンしたサムテソン、ハンバーガー、ワッフル、フライドチキンが主なメニューで、最近はホットドッグもメニューに登場した。チキン料理に使われる調味料やワッフルの生地を除く食料は、全て北朝鮮で調逹している。
サムテソンのメニューの価格はユーロで表示されているが、ドルも使用できる。一番高いメニューは3ユーロ(約5,200ウォン)弱の「クリスピーチキン」だ。ひき肉とパンの価格はおよそ1.20~1.70ユーロである。
去年の北朝鮮の1人当り国民所得が1,000ドルだったことを考えると値段は高めだが、ハンバーガーが毎日300個も売れ、サムテソンの人気は熱いと通信は伝えた。
これについてソ氏は、サムテソンの「新しさ」が平壌市民に深い印象を与えた、マクドナルドがシンガポールで初めてオープンした時とまったく同じ現象だと語った。
だが一般の住民は、こうしたファストフード店はなかなか利用できそうにない。
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