匿名を要求した別の対北朝鮮情報筋は、電力問題を解決して、国内経済を活性化させれば、経済制裁が行われても問題はないと指導部は見ているとのことだ。

しかし石炭を増産したところで、対中輸出が順調に増えるとは限らない。

中国政府は一昨年9月から、有害物質が多く含まれる質の低い石炭の輸入を制限し始めている。それに伴い、北朝鮮からの輸出がストップしたり、価格が暴落したりしている。また、中国の景気減速も、石炭需要の減少をもたらしている。

それでも、国内への石炭供給が増え、火力発電所がフル稼働できるようになれば、経済にプラスの影響が出るだろう。

(関連記事:北朝鮮の資源ビジネスに黄信号 中国の規制強化で輸出が事実上ストップ

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