こうした過去の経緯、そして、今回の大会が36年ぶりということもあってか、一部からは「党大会で、みんなに45インチの高級液晶テレビ、冷蔵庫、パソコンが配られる」という噂が流れていた。
しかし、いくら北朝鮮の経済が上向きになっているとはいえ、さすがに液晶テレビが配られることはないだろうと筆者も思っていたのだが、実際に、中国製の液晶テレビがプレゼントされた。金正恩党委員長の大判振る舞いに驚きだ。
(参考記事:北朝鮮、党大会参加者に「液晶テレビ」をプレゼント)そして、これが幹部とトンジュ(金主)と呼ばれる新興富裕層の購買欲に火を付けるのだが、彼らが欲しがるのは、なんと「メイド・イン・ジャパン」の液晶テレビ。デイリーNKの内部情報筋は次のように打ち明けた。