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金正日はグルメとしても知られている。2007年の2回目の南北首脳会談に盧武鉉前大統領と一緒に参加したクォン・オギュ前経済副総理が、「金委員長が『卵から出てからちょうど14日経った鳩が一番おいしい』と言っていた」と明らかにして、金正日のグルメぶりが再び注目された。

晩餐の時に金正日は「鳩のフライは、肉はもちろん骨と足まで一度に揚げたら、雀のフライのようにとても小さくなる」と言い、「14日から1日でも経てば(鳩の)味が落ちる。はやく食べなければ」と言ったという。

この晩餐では全部で9本のワインが出たが、金正日はこれについて、「昔はボルドー産のワインをたくさん飲んだが、いつからかブルゴーニュ産が口に合うようになって変えた」とも話したそうだ。

クォン副総理はそれ以外にも、「金委員長は食事の途中に『夢憲先生(故鄭夢憲現代アサン会長)と何度もお酒を飲んだが、ある時夢憲先生が南側で市販されている200以上のブランドのどぶろくを全部持っていらっしゃって、1種類ずつ飲んでみた。一番合ったのを選んだが、ポチョンどぶろくだった』と回考した」と明らかにした。

人民が飢え死にしようがどうしようが、世界中の最高級の料理だけを楽しんでいるグルメといううわさが立った金正日は、外国からの賓客に会った時も料理に関する語録をたくさん残した。そのため今回、その語録をいくつか集めてみた。こうした言葉から、北朝鮮の人民が数百万人餓死した90年代の「苦難の行軍」の時も、金正日の食卓には贅沢な料理が並んでいたことが分かる。何よりも、そのような人物が「人民の指導者」と宣伝されている北朝鮮政府の偽善を知ることができるだろう。

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