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北朝鮮は1980年に日本を除くすべての対外債務に対してデフォルト(債務不履行)を宣言したことがあり、踏み倒した総額は120億ドルと推定されている。

それにもかかわらず、ソウル・オリンピックへの対抗心を燃やし、1989年に第13回世界青年学生祭典を開くため、当時の北朝鮮の国民総生産(GNP)に匹敵する47億ドル(当時のレートで約658億円)が投じられた。それが90年代後半の大飢饉「苦難の行軍」の一因となったとも言われている。