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タンザニアでインチキ治療を行い、物議を醸してきた北朝鮮系クリニックに対して、被害者が告訴する動きを見せている。タンザニアの「シティズン」紙が詳細を伝えた。

このクリニックは、最大都市ダル・エス・サラームのテメケ地区にあるM.S診療所だ。マイボン・スキダル・メディカル社が経営し、責任者は「キル」とだけ伝えられている。ちなみに、タンザニアのタンガニーカ地域医事委員会の外国人医師のリストには、キル姓の医師は登録されていない。

このクリニックは、保険当局の度重なる取り締まり、営業許可の取り消しにもかかわらず、テメケ地区のタンブカ・ラリ警察署の敷地内にある与党の革命党のビルの中で営業を続けてきた。セント・アンソニー高校に通う19歳のガブリエル・シルベスターさんは、ひどい咳と胸の痛みに苦しめられ、このクリニックに通うようになった。しかし、3週間経っても効果は出なかった。