北朝鮮の事実上の対外広報担当を務め、「北朝鮮初の外国人公務員」などと呼ばれたスペイン人男性が、武器の違法取引に関わった容疑でスペイン当局に逮捕されていたことが明らかになった。スペインのエル・ムンド紙が報じた。

この男性は北朝鮮の対外文化連絡委員会の特使と、スペインの朝鮮親善協会の委員長を務めるアレハンドロ・カオ・デ・ベノス氏。

「朝鮮一(チョ・ソニル)」を名乗る

スペインの治安警備隊(国防省所属の準軍事組織)は、武器密売組織に対する全国的な摘発作戦を行った。その結果、スペイン・カタルーニャ州南部のタラゴナのベノス氏の自宅から、改良型銃器4丁と弾薬箱2000個を発見し、べノス氏本人と42歳のルームメイト、ムルシア在住の武器密売組織の中心人物など、12人を逮捕した。